|東御ワインチャペル|
幸せオーラに包まれて
東信地域のワインに出会う

|東御ワインチャペル|<br>幸せオーラに包まれて<br>東信地域のワインに出会う

千曲川ワインバレーのなかでも東信地域、とくに東御市・小諸市周辺では次々と新しいワイナリーが生まれ、実力派ワイナリーが着実に育っています。この注目の場所に2016年8月にオープンしたのが、東御ワインチャペルです。

オーナーシェフ石原昌弘さんと、奥様でシニアソムリエの石原浩子さんは、東京・日本橋でイタリア料理店を16年間経営。東日本大震災をきっかけに、東京を離れることを考えはじめ、浩子さんの実家のある東信地域に店を構えることにしたそうです。

20年以上も前に、ヴィラデストで働いたことがある石原浩子さん。
「当時は、今これほどこの地域でワインが盛り上がるなんて想像もしませんでした。新しいワイナリーが続々とできていますが、皆、ちゃんとおいしいのがすごい。うちは東信地域のワインのポータルサイトの役割も果たしたいと思っています」

晴れやかな新郎新婦の姿が目に浮かぶようなたたずまい
東御ワインコーナー。ヴィラデスト、リュードヴァン、ドメーヌなかじま、アパチャーファーム、Wa Yawataなど東信地域のワイナリーを網羅するように並ぶ

グラスワインは、東信地域のワインに少数の外国産も加えて10種以上。あえて外国産を入れるのは、飲み比べることでワインの世界が広がるからとのこと。ボトルでしか提供できないものは、定価プラス500円。びっくりするほどの品揃えと価格です。
「飲み比べられるように、グラスワインは量少なめで、お値段も控えめ。ワイナリーの方々がよそのワイナリーの味を知りたいと立ち寄られることもありますよ」

入り口近くにある東御ワインコーナーには、公的機関と見まがうほど、ワインもワイナリーの資料も揃っています。なにより、ヴィンヤードやワイナリーの動向からウワサまで、石原さんの口からナマの情報が聞けるのがここならでは。ワイナリーを応援したいという熱意が溢れています。

スパゲティ・小エビのピリ辛クリームソース。東京時代からの人気メニュー。単品1000円。お得なランチのセットメニューで選択することもできる
本日の魚のカルパッチョ(800円)。地元野菜がふんだんに盛られた佐渡直送の魚(取材時は真鯛)

メニューはピザやパスタのほか、アラカルトもおすすめ。素材は「地元産の野菜はもともとすごくおいしい」ことに加え、地元のお客様に楽しんでいただくために、東京時代からなじみの業者を通して、佐渡の魚介を直送してもらっているのが特徴です。

ワインチャペルの名の通り、もとは結婚式専用のチャペルだった建物は、石原さんいわく「幸せな思い出しかない場所」。また、ワインを飲んでいただくのだから、駅からアクセスのいい立地を探したということで、田中駅から徒歩5分という立地の良さです。

 
石原 浩子さん

1963年小諸市出身。東京で一般企業に勤務していたとき、会社の先輩であり飲み友達の石原昌弘さん(鹿児島市出身)と出会い、結婚。2人で日本橋 蛎殻町に「トラットリア・サンマルツァーノ」を16年間経営。軽井沢の「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」でソムリエを務めたのち、2016年8月に「東御ワインチャペル」を開業。シニアソムリエ。

住所

東御市田中63-4

電話番号

0268-55-7511

営業時間

ランチ 11時~13時30分LO
ディナー 17時30分〜21時LO

定休日

月曜日、火曜日(祝日は営業 ※ HPでご確認下さい)

アクセス

しなの鉄道田中駅から徒歩5分

URL

https://tomiwinechapel.jimdo.com/

取材・文/平尾朋子  写真/平松マキ
2016年12月03日掲載