長野市

｜セラー キタムラ｜
善光寺門前、NAGANO WINEはここへ

長野駅近くのアイビースクエアでお店を構え、ワインファンや地酒ファンに親しまれてきたセラー キタムラが、善光寺にほど近い諏訪町の本店を改装し、2013年9月20日に駅前店と統合、グランドオープンしました。その理由についてオーナーの北村さんは「アイビースクエア店は、2002年4月以来、11年半に渡り、アンテナショップとしてお客さまへの情報提供などの役割を果たしてきたと思います。その間、私の祖父が創業して商いを続け、私の生まれ育った本店、その建物の歴史は60年を超え改装時期となったことから、アイビースクエア店も手狭になってきたので、これを機会に本店機能を充実させ、さらなる飛躍を計るためにショップ部門を統合することしました」

新しいお店のコンセプトは“つなぐ”です。“つなぐ”のは、①つくり手とお客さま、②お客さまとお客さま、③ワインと日本酒、④長野と日本、⑤日本と世界、⑥伝統と革新、⑦過去と未来、の7つ。具体的には、従来、ワインコーナー、日本酒コーナーという区切った棚割りでしたが、『All-Star NAGANOのワインと日本酒』として、ワインと日本酒をいっしょに陳列することにしました。また、地階には定期的に開催しているワインセミナー用の部屋を併設。

2002年、アイビースクエア店のオープンと時を同じくして長野県原産地呼称認定制度が創設されました。年を追うごとに、応援してきたNAGANO WINEの品質は劇的に向上しました。「ぶどう栽培農家やワイナリーの醸造家、オーナーなどつくり手の皆さんが努力を重ねてこられた結果。最近では、NAGANO WINEの知名度も上がり、長野と日本国内さらには長野と世界をつなぐため、次へのステージに向けいろいろな挑戦をしたいと思っています」と意欲的な北村さん。今後もイベントなどを企画して積極的にNAGANO WINEの情報を発信し続けるセラー キタムラは、これからも目が離せません。