長野県原産地呼称管理制度

NAGANO WINE全体の品質向上に一役買っているのが、長野県原産地呼称管理制度です。香り、味、色など消費者の目線も取り入れ、「栽培方法」「生産方法」「味覚」の観点から厳しい審査を実施しています。
この制度は、全国でトップクラスの生産量を誇る長野県産農産物の品質の良さをブランドとしてアピールするため、2002年にスタート。これまでにワインをはじめ日本酒、米、焼酎、シードルが認定され、認定品にはマークが表示されています。

この制度の会長は、農業文化に詳しく生活者の立場から発言を続けている長野県在住のエッセイスト・玉村豊男さん。ワインの味覚を審査する官能審査委員にはソムリエをはじめワイン業界の一線で活躍する専門家を迎えて、色調、香り、味、バランスの4項目について官能審査を実施。厳しい審査を通過したワインだけに「長野県原産地呼称管理制度認定ワイン(NACワイン)」と名乗ることが許されています。

ワイン官能審査委員会(2021年4月現在)

ソムリエ

阿部 誠

小樽市出身
一般社団法人 日本ソムリエ協会 常務理事
2002年度全日本最優秀ソムリエ、第11回世界最優秀ソムリエコンクール日本代表
Courts of Master Sommelier Advanced Sommelier、International A.S.I. Sommelier Diploma
Salon de Champagne Vionysシェフソムリエ、Bic Cameraエグゼクティヴソムリエ
2020年 現代の名工(卓越した技能者)受賞

ソムリエ

高橋 敬

長野市出身
株式会社ホテルメトロポリタン長野 シェフソムリエ兼営業部セールス支配人
一般社団法人日本ソムリエ協会信越エリア 理事

ソムリエエクセレンス

北村 秀雄

長野市出身
長野県原産地呼称管理委員会ワイン委員会委員
有限会社北村酒店代表取締役
2001年ワインアドバイザー全国選手権大会優勝
おいしい信州ふーど公使、ボルドー公認講師、SAKE DIPLOMA、一般社団法人日本ソムリエ協会執行役員

ワインジャーナリスト

鹿取 みゆき

東京都出身
一般社団法人日本ワインブドウ栽培協会 代表理事、国税庁審議会委員、おいしい信州ふーど大使、信州大学特任教授 
著書に『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』(虹有社)、『ワインの香り』(虹有社)、『日本ワイン 北海道』(虹有社)、『日本ワイン99本』(プレジテント社)、『においと味わいの不思議』(虹有社)

ソムリエ

鶴田 正宏

須坂市出身
レストラン シェ・マサ オーナーシェフ兼ソムリエ
西洋料理専門調理師 調理技能士
一般社団法人日本ソムリエ協会長野支部副支部長

関東信越国税局鑑定官室長

小野 玄記

神奈川県出身
2013年 独立行政法人酒類総合研究所 情報技術支援部門 部門長
2017年 国税庁 課税部鑑定企画官 酒類国際技術情報分析官
2019年 関東信越国税局 課税第二部鑑定官室 鑑定官室長

マスターソムリエ

高野 豊

長野市出身
株式会社高野総本店代表取締役社長
2006年長野県知事表彰受章
有田みかん原産地呼称審査委員会副委員長、八戸市海外経済協力員、十勝原産地呼称チーズ委員会委員長、長野市農業公社産地形成モデル事業アドバイザー

俳優

辰巳 琢郎

大阪市出身
日本のワインを愛する会 会長、一般社団法人日本ソムリエ協会 名誉ソムリエ、観光庁アドバイザー、国連WFP協会顧問、近畿大学文芸学部客員教授
『くいしん坊!万才』約600本、『ごちそうさま』約500本ほか食に関する番組やイベントに数多く出演、2006年〜『辰巳琢郎の葡萄酒浪漫』(BSテレ東)企画・出演
著書に『日本ワイン礼讃』『やっぱり食いしん坊な歳時記』など

ワインエデュケーター

田辺 由美

北海道池田町出身
「十勝ワインの生みの親」丸谷金保を父に持つ
「田辺由美のWINE SCHOOL」主宰
2009年「フランス農事功労章」を授与
2014年~女性によるワイン審査会“SAKURA” Japan Women's Wine Awards(通称:サクラアワード)主宰
2015年北海道道庁主催「北海道ワインアカデミー」名誉校長
2018年十勝総合振興局「ワインアカデミー十勝」名誉校長
亡き父親の意思を継ぎワイン造りにチャレンジした体験を綴った『~十勝の宝石~ 由美ちゃんワイン造るの?』(飛鳥出版) を2016年6月上梓、その他著書に『田辺由美のワインブック』『田辺由美のワインノート』(ともに飛鳥出版)「南アフリカワインのすべて」(ワイン王国)ほか多数

ワインエキスパートエクセレンス

和田 大

神奈川県出身
SAKE Diploma、一般のワイン愛好家として企業経営の傍らワインスクール講師も勤める
第6回(2015年)・第7回(2018年)全日本ワインエキスパートコンクール優勝

ワインエキスパート

樋口 真一郎

福岡市出身
髭男爵 ひぐち君
ソムリエドヌール(名誉ソムリエ)
日本のワインを愛する会 副会長
オンラインサロン「ひぐち君の日本ワイン会」主催

ワインの主な認定基準(抜粋)

下記の厳しい基準をクリアしたワインのみ認定されます。

  • 原料は長野県内産ぶどうのみ。
  • ぶどうの品種ごとに設けた糖度の基準をクリアすること。
  • ワイン醸造のすべての過程が長野県内で行われ、長野県から課税出荷されること。
  • ヴィンテージを厳格に運用し、醸造年の異なるワインのブレンドは認めない。
  • 酸やアルコールの添加は認めない。
  • 使用できる添加物は定められた量の酸化防止剤のみ。
  • 認定対象とする最低数量は、720ml瓶で600本以上(貴腐ワインについては300本以上)。
  • 色調、香り、味、バランス(官能審査)。

認定ワインのラベル記載内容

認定ワインのラベルには必ず下記の内容を記載しないといけません。一定の条件を設けることで、買う側に分かりやすくワインの理解を高めてもらうことができます。

  • ぶどう原産地:長野県
  • ぶどう品種:使用割合の多い順にぶどう品種を表示
  • 収穫年:ワイン醸造のためにぶどうを収穫した年を表示
  • 醸造地:県名および市町村名
  • 添加物:酸化防止剤を使用した場合は表示
  • 特殊な製法:使用した場合は表示(氷結製法、ジュースリザーブ)