|小さなビストロ
 Sot l’y Laisse(ソリレス)|
地場の野菜にこだわり
カジュアルにフレンチを楽しめる

|小さなビストロ<br> Sot l’y Laisse(ソリレス)|<br>地場の野菜にこだわり<br>カジュアルにフレンチを楽しめる

上田市の中心街からそれほど離れていない、小高い住宅地の中に2013年2月にオープンしたソリレスは、隠れ家的な雰囲気のフレンチレストラン。店主の遠藤さんは、18年間東京で老舗フレンチ店やホテルで活躍されていましたが、東京での慌ただしい生活に疑問を感じ、東御市のヴィラデストワイナリーのシェフとして長野へ移住してきました。

「最初に移り住んだのが上田市の真田地区でした。ですからお店を出すなら、自分の転機の原点となった上田市と決めていました」と遠藤シェフ。お店の名前「ソリレス」は、ほんの少ししか取ることができない鶏肉の貴重な部位のことだとか。

椅子席はすべて窓際に配されています。高台にあるため見晴らしを楽しみながらお食事がいただけます

ヴィラデストワイナリーでは「想像以上に、かなりの忙しさでした(笑)」。しかし、東京では知り得なかった、新鮮でおいしい地場の野菜の扱い方やワインづくりの工程を身近で見ることができ、貴重な経験となったそう。だから「ソリレス」でも地場の野菜にこだわり、NAGANO WINEにもとりわけ思い入れが強いそう。

「もっと気軽にNAGANO WINEを飲んでもらえたらと思い、ボトルの価格設定は低くしてあります」。お店には国内外のワインが20種ほど置いてあるそうですが、気温の変化にさらされる輸入ワインに比べ、ワイナリーが近くにあるNAGANO WINEは鮮度も良いと言います。

テラスからは上田の人たちに親しまれている太郎山も望め、開放感は抜群です
シェフ得意料理の一つ、信州産黒毛和牛ランプステーキ香草バターとエシャロットワインビネガーソースで

日々心掛けていることは『ワインを飲みたくなるような料理』。

「長野には情熱を持った若い醸造家も育ってきています。今後も積極的にNAGANO WINEを応援し、ワインといっしょにフレンチを気兼ねなくカジュアルに食べて、楽しい時間を過ごしていただける場所を提供できればと思っています」。

気さくなシェフの人柄もあり、お店の名前は口コミで広がっています。

オーナー
遠藤 広樹さん、康子さん夫妻

東京で老舗フレンチレストランやホテルで18年修行したのち長野へ移住。東御市のヴィラデストワイナリーのシェフに。2013年にかつてのレストロ・リンさんの店舗を引き継ぎ、ソリレスをオープンさせました。奥さまの康子さんはホール担当。

住所

長野県上田市上田1684-3

電話番号

0268-75-8973

営業時間

ランチ 
11:30~14:00(L.O.)
ディナー
18:00~20:00(L.O.)

定休日

日曜日、不定休

アクセス

上田駅から徒歩約35分

URL

https://www.facebook.com/sotlylaisse39

2013年07月30日掲載