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ワイントピックス

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2013.12.05長野の20ワイナリーが一同に東京で初めての「NAGANO WINE FES」開催

「世界が恋する、NAGANO WINE」の魅力と実力を広く知ってもらう初めての試みとして、11月17日(日)、東京・表参道のBATSU ART GALLERYで「NAGANO WINE FES」が開催されました。当日はワイナリーと首都圏の酒販店、飲食店などとの商談の場を提供したほか、一般来場者の皆様にNAGANO WINEを試飲していただきました。あわせて信州の様々な食材や農産物加工品なども体験いただけるショップやカフェも併設。晴天にも恵まれ約850人が来場し、NAGANO WINEと長野ブランドを感じていただく1日になりました。

~長野県の魅力を積極的にPR、20ワイナリーが一同に~

今回フェスに参加したワイナリーは20社(*1)。メイン会場の1階には日本アルプスワインバレー、千曲川ワインバレーの11ワイナリーが、2階には桔梗ヶ原ワインバレー、天竜川ワインバレーほか9ワイナリーがそれぞれブースを設け、ワイナリー自慢のワインの特徴などを説明しながらグラスに注ぎます。午前中は商談会を開催。これからNAGANO WINEを扱いたいという思いのある首都圏の飲食店や酒販店が訪れ、つくり手の思いやワイン、そしてワイナリーのある土地などについて耳を傾け、ワインを吟味しました。11:00からのオープニングセレモニーでは、阿部守一長野県知事があいさつ。その後、長野県原産地呼称管理委員会の委員長、おいしい信州フード大使であるエッセイストの玉村豊男さんの司会で、知事と長野県ワイン協会の塚原嘉章理事長によるトークセッションが行われ、会場を埋め尽くす参加者を前に、NAGANO WINEの魅力が熱く語られてから、いよいよ一般来場者による試飲がはじまりました。

 

*1 (日本アルプスワインバレー)大和葡萄酒四賀ワイナリー、山辺ワイナリー、安曇野ワイナリー、あづみアップルスイス村ワイナリー(千曲川ワインバレー)マンズワイン小諸ワイナリー、ヴィラデストワイナリー、はすみふぁーむ、リュードヴァン、楠ワイナリー、たかやしろファーム、サンクゼール(天竜川ワインバレー)本坊酒造信州マルス蒸留所、信州まし野ワイン(桔梗ヶ原ワインバレー)アルプス、井筒ワイン、サントリー塩尻ワイナリー、塩尻市農業協同組合ワイナリー、信濃ワイン、林農園/五一ワイン(その他)シャトーメルシャン

 

~秋の表参道でワイナリー巡り グラス片手にNGANO WINEに酔いしれるひととき~

一般来場者の試飲会は12:00~14:30の第1部、15:00~17:30の第2部の完全入れ替え制で開催されました。あらかじめチケットを購入(前売り4,200円)するか当日チケット(5,200円)で参加が可能。会場入り口で受付を済ませると特製のワイングラスと両手が空くようにグラスホルダーが手渡されました。受付を済ませた参加者は、ワインに合う料理が盛り込まれた軽食プレートをカフェで受け取ると、早速お目当てのワイナリーのブースへ。1ワイナリーのブースで試飲できるNAGANO WINEは2種類。参加者はワイングラスとチェック表をワイナリーの担当者に手渡し、飲んだものをチェックしてもらう仕組みでした。20ワイナリーすべて2種類を飲むと、40杯(1杯30ml)飲むことが可能。中には制覇した強者もいるようでした。また、日頃接することが出来ないワイナリーのオーナーや醸造担当者と直に話せる貴重な機会とあって、熱心にワインの特徴やこだわりを質問する参加者も多かったようでした。

ワインと共にその歴史や風土なども知ってもらおうと、中庭では石井とも子さん(13:00~13:30)と玉村豊男さん(15:30~16:00)によるワークショップ(ミニ講演会)も開かれました。石井さんは独自の資料を元に、世界における日本ワインの位置づけが高くなっていること、それをけん引しているのが長野県であると説明、参加者は驚きながらも実際に飲みながら聞いているので納得した様子。玉村さんは自身が立ち上げたワイナリーの苦労話を軽妙な口調で語り、参加者を話に引き込んでいました。ワークショップの合間には、ギターの生演奏などもあり、くつろいだ時間が演出されました。第2部も午後4時をすぎると、あたりも次第に暗くなり、会場の雰囲気はさらに盛り上がりを見せました。中庭の大きなケヤキの木や広場に明かりが灯るなか、NAGANO WINEで心地よく酔った参加者たちは、ほてった頬に時折吹く風を感じながら、思い思いの場所でフェスを楽しみました。

受付を済ませるとオリジナルグラスとグラスホルダーが手渡されます

受付を済ませるとオリジナルグラスとグラスホルダーが手渡されます

オープニングセレモニーで行われたトークセッション(右から玉村氏、塚原氏、阿部知事)

オープニングセレモニーで行われたトークセッション(右から玉村氏、塚原氏、阿部知事)

~NAGANOの豊かさを存分に感じる時間~
特設のショップブース。NAGANO WINEが買えるほか、長野が誇る様々な食材や食品が販売され人気でした

特設のショップブース。NAGANO WINEが買えるほか、長野が誇る様々な食材や食品が販売され人気でした

特設のカフェブース。奥ではソバガレット、生ハム。右手ではグラスワインがそれぞれ有料で提供されました

特設のカフェブース。奥ではソバガレット、生ハム。右手ではグラスワインがそれぞれ有料で提供されました

陽が落ち照明でライトアップされた中庭でくつろぐ参加者たち

陽が落ち照明でライトアップされた中庭でくつろぐ参加者たち

NAGANO WINEに合うのは、やはり信州の食材。そこで、セレクトショップでは、ワインはもちろん、厳選された食材やこだわりの商品を販売しました。店内に並んだのは、長野ブランドの信州黄金シャモや信州サーモンをはじめ、生食用ぶどうのナガノパープルを使ったジュレやドライフルーツ、チーズ、生ハム、はちみつなど、県内12社(*2)の選りすぐりの商品。また、信州のジビエを発信するコーナーと信州で生まれたりんご(秋映、シナノゴールド、シナノスィート)をPRするブースでは、鹿肉の加工品やりんごが来場者に振舞われました。

もっと飲みたい、もっと味わいたいという方のために、追加料金でワインや料理を提供するカフェも設けられました。こちらでは試飲会場では味わえない特別なNAGANO WINEをグラスで用意(価格帯は1杯300円、500円、800円)。料理は、信州産そば粉を使ったフランスではポピュラーなガレットで、焼き立てに鹿肉や信州サーモンなどをあしらいました。その場でスライスしてくれる八ヶ岳山麓産の生ハムも、そのおいしさと見た目の華やかさから好評を博していました。ワインを提供するのは地元長野のソムリエ。ワインと料理の相性などを説明してくれるとあって、こちらも賑わいを見せていました。

信州は、地元で採れたぶどうでつくるワインと、それに合わせる料理も地元の食材でつくることができる場所。ワインのある食卓を、すべて信州産で彩ることができる、その豊かさが感じられる1日でした。

 

*2 長門牧場、果実屋紺右ェ門、なかひら農場、たかちゃんファーム、川中島ファクトリー、ナチュラルフーズ(匠亭)、ぶんぶんファーム、穀蔵、しなの木ハウス、更科養蜂苑、アルプス、八ヶ岳食工房